「なぜそうなるか」を考える

先週まで、生徒懇談と保護者懇談を

やっていました。

おいで下さった保護者の皆さま

ありがとうございました。

保護者懇談の中で、「トップレベル」

(ここでは定期テストの5科が450点以上、

学年でベスト10以内をイメージしています)

にまで、もうひと段階上げるにはどうしたら

いいか、というような話になりました。

そうなるには何が必要か、と言われ

とっさに、「知識の習得は当然ですが、

それを有機的につなげていくことや

深く考えることのできる思考力が必要です。」

と答えました。

学校で習うひとつひとつが無関係な

知識なのではなく、それぞれの知識にある

背景を洞察できる力、考える習慣が

ある子とそうでない子の違いをいつも

実感します。

この前の某中学校の理科のテストで

「人類が使い始めた道具は石器、青銅器

鉄器の順ですが、鉄器が最後になった

理由を考えなさい」というような問題が

でていました。

(社会でなく、理科でこういう問題が出ている

ところが、個人的には大好きです。)

答えは「鉄は青銅よりも融点が高く、

加工することが難しかったから」

です。

単なる知識の暗記でなく、その背後にある

理由までを興味、関心をもって

理解する。

こういう力が備わっているかだと

思います

私もなるべく答えを聞くときに

「なんでその答えになったか」を

問いかけ、考えるように仕向けています。

(なかなかうまく答えられないですが

積み重ねだと思います)

日々の親子での会話で、「論理的な

会話のやりとり」ができているかも

大きいかと思います。

まあ、N〇Kの某番組の

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

ってことでしょうね。

(自戒も込めております)

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