理科の授業で
当塾は大阪府の北部、豊能町にあり、
周りは住宅街ですが、比較的自然に囲まれた
ロケーションにあります。
(○舎とも言いますが)
都会にある塾とちがったメリット(?)の
一つに自然の事物に触れやすい、ということ
があります。
中1の理科の最初に大抵、「身の回りの植物
の観察」がありますが、この前の月曜日の
中1の理科で、「タンポポの花」を摘んできて
生徒に見せました。

たんぽぽの花は黄色い一つ一つの花びらに
見えるようなものが、めしべやおしべを持つ
一つの花で、200くらいの小さな花の集合体
になっています。
また、その小さな花も5枚の花弁がくっついて
いる合弁花の一種です。
それを一人ひとりの生徒に直接手渡して、
確認してもらいました。
タンポポにも種類があって、
セイヨウタンポポ(外来種)とニホンタンポポ
(在来種)の区別のしかた、なんていうのも
授業でやったりします。

ちなみに、
右の緑のビラビラ(総ほう片といいます)
が反り返っているのが
セイヨウタンポポ、
反り返っていない左の方が
二ホンタンポポです。
なんでもそうだと思いますが、
書物や話だけで得た知識より
身をもって体験した事の方が
深く残りますからね。